モンテッソーリ母親勉強会
モンテッソーリ母親勉強会(年3回実施)
当会が教育のベースにしているモンテッソーリ教育についての実践勉強会です。モンテッソーリ教育とは現在の日本における幼児教育の柱となっている科学的教育法で、お受験の盛んな地区ではだれもが知っている教育法です。しかし、正しい理解のもと、この教育法が実施されているのは、まだ一部の保育園や幼稚園にすぎません。この優れた教育法をできるだけ多くの人に分かりやすくお伝えすることを趣旨とします。
この教育法で育った子どもたちのその後について、次のような報告がされています。
(梶山モンテッソーリスクールの卒業生のデータより)(お母さんの工夫 モンテッソーリ教育を手がかりとして 相良敦子・田中昌子著より引用)
人格面
①自分のことは自分で決める。マイペースである。自分をしっかり持っていて、ほかの人が勧めてもテコでも動かない。
②自分の意見を持っていて、他人の意見や考えに流されない。
③善悪の判断がきちんとできる。親のほうが曖昧だとたしなめられる。
④自分で決めたことは最後までやり遂げる。集中して乗り越える。
⑤よく気がつく。たとえば、ママの手伝いを適切にする。下の子の世話をする。来客のときに気をきかせてお茶を出したりする。
⑥忘れ物をしない。忘れ物をする友達の分まで持っていく。カバンがパンパンにふくれるくらい友達がよく忘れるものを詰め込んでいく。
⑦何にでも意欲的、積極的、前向き。
⑧生活力がある。好きなことに挑戦し、工夫して取り組み、毎日を充実して楽しく生きている。
⑨目標を立てて努力する。よい結果が出たのがうれしいのではなく、自分が目標に到達できたことがうれしい。
⑩先が読める。見通しを持つ。計画を立てて、行動する。
社会性
①自分から友達をつくる。新しいクラスに入ったとき、自分からすべての子どもに話しかけて友達になる。あらゆる領域で友達をつくってくる。
②クラブや生徒会の代表になる。
③司会者の役割を積極的に引き受ける。他人の意見をよく聞いて、調整する。全体を見渡して、人の意見を取りまとめることが得意。
④友人間でのゴタゴタやいじめにくじけない。冷静に受け止め、自分で解決する。
⑤親が疲れていたり、病気をしたときに、よく働いてくれる。
⑥他の人のおかしな行為や態度に対して、ストレートに注意する。ストレートな言い方は、相手や周囲から煙たがられることにしだいに気づいていき、人の心を考えた表現に変えていく。
⑦困っている人や弱者に対してやさしい。相手のペースに合わせて、上手に手伝う。年下の子の面倒を上手に見る。障害を持った子どものたすけ方が適切。できない子どもへの教え方が的を射ている。その子にわかるように教える。
⑧やさしい。人を責めない。クラスの皆が責めても、ひとり責めないで、その子のことを肯定的に考える。
⑨いじめにあっている子どもと友達になる。
⑩掃除、特にトイレ掃除など、人が嫌がることを進んで、しかも黙ってちゃんとする。
能力
①料理が好き。まず材料を全部そろえて、きちんと並べる。順序立てて、手際よくつくる。片付けも最後まできちんとする。(時には、料理ができ上がったとき、片付けもほぼできていることもある)。
②片付け方が、分類して、きちんとしている(ただし、片付けに関しては、性格によるのか全くできない人もいる)。
③手先が器用。折る、切る、貼る、縫う、などがよくできているので、自由自在に自分がイメージするものを作ることができる。必要なものを作るのに労を惜しまない。
④説明書を読んで、自分で考えて作り上げる。
⑤習いごとでは理解と習得が早い。先生の指導を的確につかむ。思うように使える手ができているので、指示どおりに正確にやれる。お手本とペアリングして、自分で完璧にしよ
うとする。
⑥解決能力がある。「どうしたらよいか」とものごとを解決する方法を考える。
⑦漢字や文字の「とめる」「はねる」など細かいところを注意深く見て、意識して書く。
⑧文章を書くのが好き。親や先生や友達に、手紙を書いて、感謝したり、慰めた
り、励ましたり、自分の考えを伝えたりする。心からわき出てくること、思っていることを自由に表現することができる。
⑨本が好き。読むのが速い。読書量がすごい。
⑩頭が整理されている。数学的センスがある。数学が得意。
周囲の者(親や教師)による評価
①安心して見ていられる「この子はひとりで生きている(自立している)」と思う。
②小学校や中学校の先生方が、「こんな生徒がいると助かる」という。
③小学校1年生のときから、ちゃんと座って先生の話をよく聞いている。
④小学校中学年から、頭角を現わしてくる。自立した態度、円満な人間関係、指導的立場などが目立ってくる。
この教育法は、一部の保育園や幼稚園、あるいはお受験を専門とする幼児教室でなければ受けられない教育法でした。優れた教育法でありながら、特殊な教具を用いる、特殊な訓練を受けた教師による特殊な教育とされてきました。ところが教育の原点は家庭教育にあります。たとえ、モンテッソーリの保育園や幼稚園、幼児教室に通っていたところで、継続的に家庭で実践されなければ意味がありません。そこで当会では、母親勉強会を通じて、継続できる、具体的な家庭でのモンテッソーリ教育実践法を、毎回テーマを変えてお伝えします。
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- by eishun
- at 21:13
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